【よくあるご質問】「如意」って、どんな意味ですか?
こんにちは、酒茶房如意、店主の菅井です。
今日は、お客様から時々頂く質問のひとつで、
とても多い質問のついて・・・
「お店の名前、“如意”って、どんな意味があるんですか?」というもの。
今日は、店名に込めた想いについて少しだけお話しさせてください😊
◆「如意」=意の如く、思いのままに…
「如意(にょい)」とは、
“意の如く”ーーつまり、「思いのままに」という意味の言葉です。
お客様それぞれが・・・
自分のペースで、思い思いに楽しんでいただける空間にしたい。
2003年の開店前、そんな願いから、この言葉を店名に選びました✨
◆「台湾の楽しみ方を“3つの時間”で分けて」
酒茶房如意は、2003年、山形県酒田市でひっそりとスタートしました。
最初は、本当にひっそりし過ぎて、すぐに潰れるかと思いました。苦笑🤣
当時のコンセプトは酒田に小さな台湾を作りたい・・・
酒田の「小台湾」・・・
- ☀️ ランチタイムには、台湾の家庭料理を気軽に
- 🍵 午後には、台湾茶で心落ち着くティータイムを
- 🍶 夜には、お酒と共に本格的な台湾ディナーを
それぞれの時間に、それぞれの楽しみ方を。
「思いのままに」台湾を感じていただけたら。
そんな想いが、「如意」という店名にしっくりきたのです。
◆“カフェ〇〇”の全盛の時代に、あえての漢字ネーミング
2003年当時は“カフェブーム”真っ只中。
当時、東京でデザイン事務所で勤務していた私、店主はその当時、
東京にどんどん増えていく「カフェ」のおしゃれな雰囲気が大好きで、
様々なお店で彼女(現在の妻)とデートしていたものでした。
そして、「カフェ〇〇」という名前の飲食店が増えていました。
酒田に今まで無かったおしゃれなお店にしたい・・・
でも私たちは、「カフェ」じゃないんだよなぁ…と、どこかしっくり来ず。
「料理も、お茶も、お酒も、ぜんぶ楽しめるおしゃれな場所にしたい」
酒・・・お酒が楽しめる
茶・・・お茶が楽しめる
房・・・厨房のニュアンス
だから、「カフェ」ではなく “酒茶房(さけちゃぼう)”。
漢字にしたのは、なんとなくその方が、台湾の空気感に近い気がしたからです。
◆台湾では「如意」は縁起の良い言葉、そして、関わるすべての人への願い
そして、台湾では、「如意」はおめでたい言葉の一部としてよく使われます。
- 吉祥如意(ジーシャン ルーイ):幸運と願いが叶いますように
- 萬事如意(ワンスー ルーイ):すべてうまくいきますように
- 福寿如意(フーショウ ルーイ):幸福と長寿が叶いますように
店名にこの言葉を使ったのは、もう一つ願いがあって
- お客様にもたくさんの“良いこと”が訪れますように
- 当店で働くスタッフも“良いこと”が訪れますように
- 当店に関わる業者さんも“良いこと”が訪れますように
そんな「願かけ」のような気持ちもあったんです。
関わってくださるすべての方が、“思いのままに”素敵な人生を歩めますように。
当店に関わるすべての方が、その人生の中で、
少しでも“ほっとできる時間”を、如意で過ごしていただけたら✨💓
そんな想いで、日々お店を開けています🤗
◆ロゴマークに込められた、もう一つの想い
当店のロゴは、実は**台湾の親戚(日本大好きなおじさん)**が心を込めて筆で書いてくれたもの。
他では絶対に手に入らない、**唯一無二の“書”**です。
そのおじさんは今、天国でゆっくりと過ごされていますが、
今もこのロゴを見るたびに、背筋がすっと伸びるような気持ちになります。

【よくある質問】「如意」ってどんな意味ですか?について
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次にご来店いただいたときは、
ぜひ「如意」の意味をちょっとだけ思い出していただけたら嬉しいです😊